2022/10/28 14:36
マンション購入のきっかけや年齢など 気になるデータを紹介
多くの方にとって初めての経験となる住宅の購入は、何から何まで分からないことだらけ。
今回は実際にマンションを購入した方への調査(※)を元に、いまどきのすまいの購入事情について考えたいと思います。
まずは、「マンション購入を思い立った理由」の調査から。
1位に「子供や家族のため、家を持ちたいと思ったから」
2位に「現在の住居費が高くてもったいないから」
3位に「金利が低く買い時だと思ったから」がランクインしました。
マンション購入に踏み切った理由として、最も多くの方が「子供や家族のために家を持ちたい」を挙げました。
やはりマイホームはいつの時代も多くの家族の憧れなのでしょう。
また、2016年での調査では2番目に多い理由だった「金利が低く買い時だと思ったから」が、2017年調査では3位に後退。低金利というメリットはそれほど、大きなマンション購入の理由にはならなくなったようです。
※株式会社リクルートすまいカンパニー 2017年首都圏新築マンション契約者動向調査
さまざまなライフスタイルがありますが、一般的にみなさんは何歳のときにマンション購入という大きな決断をしているのでしょうか。
マンションを購入した世帯主の年齢は、30~34歳が30.8%、35~39歳が23.6%、40代が19.8%で、平均年齢は38.6歳でした。
世帯主が30代のうちにマンションを購入する方が全体の半数以上です。
またマンションを購入した世帯をライフステージ別に見てみると、夫婦のみの世帯が32.4%、子供ありで第一子が小学校入学前は34.4%、第一子が小学生以上は11.0%と、子供ありの世帯が全体の45%を占めていることがわかりました。
マンション購入という大きなステップに踏み出すのは、結婚して子供ができたファミリー世帯が最も多いようです。
パークホームズ横濱妙蓮寺 ザ ヒルトップ(分譲済み) レジデンシャルサロン
マンション選びでは、どのような場所でどのようなくらし方をしたいかということが大切になります。
マンションを実際に購入した方は、どんなくらしをイメージしていたのでしょうか。上位に挙げられた答えは、次のとおりです。
- 1位
- 仕事や通勤に便利 38.5%
- 2位
- 子育て・教育がしやすい 35.7%
- 3位
- 日々の生活がしやすい 32.4%
- 4位
- 居住空間にゆとりがある 29.8%
- 5位
- 日当たりのよい生活ができる 26.1%
- 6位
- 買い物に便利である 23.0%
- 7位
- 各方面にアクセスが良い 22.4%
- 8位
- 心のゆとりが得られる 17.8%
- 9位
- 都心に近い 17.5%
- 10位
- 見晴らしや眺望がいい 15.2%
- 上位の「仕事や通勤に便利」で「子育てや教育がしやすい」というくらしは、例年と大きな変化はありませんでしたが、9位の「都心に近い」は前年よりも期待値が増え、便利なロケーションを求める家庭が増えている傾向が読み取れます。
人気の沿線に建つ、パークホームズ二子玉川 彩翠邸(分譲済み)
マンション選びで大切にしたいのは、どんなライフスタイルを送りたいかというくらしのイメージですが、それを踏まえた上で物件選びで重視する項目にはどのようなものがあるでしょうか。
マンション購入者が重視したと回答した項目は、次のような結果が出ています。
- 1位
- 価格 91.2%
- 2位
- 最寄駅からの時間 86.2%
- 3位
- 住戸の広さ 72.2%
- 4位
- 通勤アクセスの良いエリア 65.6%
- 5位
- 間取りプラン 58.2%
- 6位
- 周辺環境 55.6%
- 7位
- 住戸の向き 54.9%
- 8位
- 生活環境 54.5%
- 9位
- 住戸の設備・仕様 46.9%
- 10位
- 売主の信頼度 40.9%
物件を検討する際、最も重視するものは「価格」でしたが、次いで「最寄り駅からの時間」が選ばれています。
先に紹介したくらしのイメージでも「通勤のしやすさ」が上位に挙げられているように、最寄駅からの時間を重視する傾向がとても高いようです。
立地については、将来の資産としての価値にも大きく影響があるため、重要視している方が多いのかもしれません。
パークホームズ吉祥寺北グランヴィラ(分譲済み)のレジデンシャルサロン
今回ご紹介した調査結果で分かったことは、事前リサーチの大切さ。希望のマンションの価格や周辺環境はもちろんのこと、立地条件などを細かく調べて把握することが、満足のいくすまい選びには重要です。
モデルルームに見学に行く前に、すまいの理想や住宅購入の手続きなどをご家族でシミュレーションしてみることも、効率的に物件を探す方法のひとつです。