2023/12/27 15:18
年末年始営業のお知らせ
2023年12月28日(木)~2024年1月4日(木)まで
上記の期間休業とさせていただきます。
お問い合わせいただいた内容につきましては、2024年1月5日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますよう宜しくお願いいたします。
2023/08/09 14:55
お盆期間の営業について
2023年8月10日(木)~2023年8月15日(火)まで
上記の期間休業とさせていただきます。
お問い合わせいただいた内容につきましては、2023年8月16日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますよう宜しくお願いいたします。
2022/12/26 10:14
年末年始営業のお知らせ
2022年12月28日(水)~2023年1月4日(水)まで
上記の期間休業とさせていただきます。
お問い合わせいただいた内容につきましては、2023年1月5日より順次対応させていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますよう宜しくお願いいたします。
2022/12/23 10:28
奨学金「救ってくれそうなキラキラした名前だけど…」 返し終わる頃には50代「ただ学びたかっただけなのに」
広島市の会社員男性は、奨学金の返済ができず自己破産を考えた
大学を卒業した20、30代の「#奨学金返せない」という嘆きがネットで広がっています。
コロナ禍の影響による収入減、急激な物価高が追い打ちをかけているよう。借入額の平均は300万円を超えます。
「借金漬け」の日々から脱せず、結婚や子育てに影を落とすケースが少なくありません。
【グラフィック】奨学金の現状
奨学金の残りは650万円。返し終わる頃にはもう50代だ。
広島市西区の男性(31)が学生時代に借りた総額は700万円に上る。
博士課程まで進んだが、安定した正規職には就けなかった。
今は日中に高校の非常勤講師、夜は派遣社員のダブルワークに励む。
手取り17万円の月給をやりくりし、月3万3千円をせっせと返済してきた。
そうでなくてもギリギリの生活を襲ったのがコロナ禍だった。
昨年とおととしは月収が5万円近くダウン。最近は物価高で食費も削れない。
「奨学金って、なんか救ってくれそうなキラキラしたネーミングで、借金って感覚はなかったんですよね。
うちの経済状況を考えると、借りない選択肢はなかったし」と男性は言う。
「ただ学びたかっただけなのに、利息まであって実態は学生ローンでした」と肩を落とす。
日本学生支援機構の奨学金を利用する人は、2020年度は約120万人で、20年前の1・7倍に増えた。
2人に1人が借りている計算だ。
労働者福祉中央協議会の調査によると、借りた額の平均は324万円。
500万円以上の割合も12・4%に上る。返済が「苦しい」と感じている人は正規雇用で41%、非正規雇用で59%。返し終えるまで平均15年かかっている。
当事者たちからの悲鳴のような声がネットで拡散している。
「奨学金が人生を縛り、自由を奪う枷(かせ)になった」「勉強するために借金するなんて」
今年6月に始まった「#奨学金返せない 奨学金帳消しプロジェクト」のサイト。
現状に危機感を持った東京の学生たちが中心となり、債務の帳消しや学費の無償化、給付型奨学金の拡充を求めている。
「自分と同じ『奨学金貧乏』の人がこんなにたくさんいる。
声が届けばいいのですが」。この署名活動に参加した広島市の会社員女性(27)も返済に苦しむ。
コロナ禍で会社の業績が悪化し、残業が激減。
月収は3分の2に落ち込んだ。
今は手取り15万円から約1万6千円を返済する。
借りた奨学金の総額は400万円。「大卒の肩書があれば生涯年収が上がると思ったのに…」とうつむく。
夢もしぼんでいる。
20代で結婚し、母になりたかった。
二つ年上の恋人も奨学金を返済中で余裕がない。
2人とも自分が生きていくだけで精いっぱいだ。
「今の感じだと、子どもができても大学進学は奨学金に頼るしかない。貧困の再生産になるだけです」